感染後咳嗽 呼吸器感染症(特にかぜ症候群)の後で咳だけが残り、咳が長引く他の病態が除外でき、2~3週間で自然に良くなっていく場合に感染後咳嗽と診断します。咳が続く原因として、ウイルス感染により咳を発生させる神経が過敏となりますが、ウイルスがなくなってもしばらくは過敏な状態が続くことが原因として考えられています。中高年や女性に多く、咳は就寝前から夜間、早朝に多いとされています。症状に応じて漢方薬や鎮咳薬を使います。咳の原因となる喫煙をしないこと、飲水やあめ玉で喉をうるおすことも有効とされています。